説明が大変で・・・。

今日も最高の天気です。土曜日、県南方面へ行ってきました。久しぶりに3時間も運転しました(汗)。

良いカメラをお持ちの先生方が増えてきた様に感じました。情報伝達の手段として、とても優れた方法なので更に浸透して欲しいと思っています。

何人かの先生方に「保険はやってないんですか?」と聞かれました。

製作しております。少し技工料金は高めかもしれませんが・・。

硬質レジン前装冠、インレーブリッジが特に好きです。ムズカシイ症例ほど燃えます。技工オタクですから。

自費・保険の比較サンプル模型やマテリアル比較のサンプル模型も製作しています。最近は種類が増えすぎて歯科関係者でも困惑する状況です。

患者さんに模型を見て、触って頂きながら詳しく説明できると思います。自費率がアップしている歯科医院さんは、カウンセリングに力を入れているようですね。

ネットで何でも検索できる時代なので、かなり詳しい患者さんもいるようですが、間違った情報をインプットしている場合もあるらしく、「説明するのが大変でさぁ~。」という先生方も多いです。素材の違い、耐久性、長所・短所、値段。頭が痛くなるのもわかります(笑)。

同じ素材の製品で呼び方が違うのは、この業界の悪い所ですよねぇ。統一してくれると嬉しいのですが・・・。

ムズカシイけど面白い

こんにちは。今日はセラミックインレーのお話です。コレです

私達、歯科技工士は、差し歯・銀歯・入れ歯など様々な物を作るのですが「詰め物」などと呼ばれているのをインレーと言います。皆さんのお口の中にもあるかもしれません。

一般的なものはパラジウム合金という金属で作られています。金属なので口の中では黒っぽく見えてしまいます。大きく口を開けて笑った時に見えやすいのが下の歯ですが、下の歯列から金属を取り除いただけで、ガラリと笑顔の印象が変わって見えます。接客業など人と接する機会が多い患者さんや、女性に人気があるのがセラミックインレーです。

やはり下の歯の受注が圧倒的に多いです。以前は壊れやすくて、お勧めしにくい製品でしたが近年の素材の進歩、製作技術の確立によりとても良い製品になりました。

セラミックのインゴット(画像1)を溶かしてプレスするタイプ(画像2)の物は歯型に適合(フィット)する精度が高く、治療した歯が再び虫歯になるリスクが低くなります。色も適度な透明感を持ち合わせており、周りの歯の色を拾い上げる感じになる為、口の中に違和感なくマッチします。

 

(1)セラミックインゴット      (2)プレス工程

このインレー。こんなに小さいのですが難易度が結構高めで簡単にはいきません。形が複雑なほど歯型にフィットさせるのが困難になります。

材料の温度管理、材料の相性、機器のプログラム設定、忍耐力、精神力、集中力(笑)。形だけでなく色の調和まで求められるので、技工スキルのすべてが詰め込まれているような気さえします。しかも、機器・材料は次々と新しい物が登場してくるのでチェックも欠かせません。メーカーさんの努力には本当に驚かされるばかりです。昨日まで苦労していた工程が新たな材料の進化で一気に解決するんですから。

でも、最後は人の手が良し悪しの決め手である事に変わりはありません。このぐらいでいいかぁ・・。まぁこんなもんかな・・。という気持ちが少しでもあるとハッキリと製品に出てしまいます。

顕微鏡を覗き、息を止めて作業する瞬間が結構好きです。

 

 

 

 

良い材料

今年も雪が少なく、とても楽だった大間町。暖かくなってきました。歯科技工所はとても多くの材料を使って歯を作るのですが、気温や湿度に影響を受ける材料がほとんどなので、季節の変わり目は思わぬトラブルが発生する事があります。そうならないように室温・湿度を一定に保つ努力はしているのですが、それでも微妙な変化が表れます。感覚的なレベルの話なんですけどね。

中でも気を遣う材料にワックスという物がありまして、ロウソクの様な感じで熱すると液状になり、冷えると固まります。

固まる時に収縮するので最初の形を永遠にキープできず、溶かした時の温度に比例してその変形量が大きくなる傾向があります。

たくさんの種類がありますが、溶ける温度、粘り、硬さ、石膏模型への接着感など適材適所、使い分けしています。

歯と被せ物(差し歯・銀歯)の境目、マージンと言う部分は特に精度が求められる為、技工士さんは自分好みのこだわりの一品を使っています。

材料や機械は日に日に進歩する一方で、何十年も変わらずに多くの人に愛用される物があったりするので面白いです。

右上の銀色の缶を好んで使っています。おしゃれな白缶はドイツ製。

風格漂う銀缶は・・・MADE IN ENGLAND ⁉ 

技工士さんしか食いつかない話題で申し訳ありません。技工材料でイングランド製品ってあまり触れる機会がなかったもので・・・

さっき知りました(笑)。

 

 

 

60メートル先は大間港

本州最北端の歯科技工所 大間デンタル・ラボです。ラボ(会社)も凄い場所にありまして、60メートル先に大間港があります。

僕の技工机(デスク)前の窓からはこの景色。オーシャンビュー(笑)?

ラボの隣が妻の実家でして、二階からはこの景色。赤いシャツの漁師さんがいる辺りにマグロが水揚げされます。

駐車場からは年末年始のTV番組(マグロの特番)でよく見るショット。

投げ釣りも大好きで、大間町から隣の佐井村には良く釣れるポイントが結構あります。良型のアイナメやカレイ,ソイなど魚種も非常に豊富で中でも春は最高です。

最近は全然行けてませんが・・・。

 

長い名前

患者さんの歯の色を見に行って、どの色が一番近いか参考にする色見本があります。シェードガイドと言います。歯の部分はセラミックという材料で作られていて、金属の薄い板に番号がついています。この写真だとW0~A4のあたりまで写っています。比較的A2~A3という患者さんが多いです。年齢とともに透明感が増し、赤っぽい茶色が反映して深みのあるカッコイイ色に変化していきます。

前歯を1本だけ治療する場合は非常に難しいのですが、出来る限り隣の色に似せて違和感のない様に作ります。

そして4本以上治療する場合などは、選択できる色に多少幅が出てきますが、下の歯の色とのバランスなどもありますので、意外と悩む事があります。やはり白くて美しい歯を希望される患者さんが多いですが、「家族や友人から白すぎて違和感があるって言われて・・・」と後悔される方もいらっしゃいます。

完成品を作る前にシュミレーションをする方法があります。プロビジョナルレストレーション。長いので(笑)省略してプロビと言われています。

俗に言う仮歯(かりば)と材質は近いのですが、その働きは全く違う意味を持ち、とても重要なステップです。噛み合わせの状態から長さや形を審査する事で、割れたり欠けたりするリスクを減らす事ができますし、歯の形が歯肉と良好な関係であるか判断したりと、最良の結果を得る為に様々な情報収集をする工程です。多少、時間と費用が掛かりますが、その後何年もご自身の体の一部となり、人の目に触れる場所です。満足のいくものをセットして思いっきり笑って欲しいです。

人生で歯を取り換える事などそう何回もないはず・・・最高の笑顔で周りの人達も幸せにしてあげましょう。

 

 

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