安いのには訳がある

前歯の真ん中の歯を中切歯(ちゅうせっし)と言います。

この歯を1本だけ作る事をシングルセントラル症例などと呼んだりするのですが、この症例がとても難しく、楽しいです。

オールセラミックと言われる差し歯は内部に金属を使用していないので、とても明るく健康的な発色をするので人気が急上昇中です。

歯医者さんで差し歯を選ぶ時、種類が多いので悩んでしまいますよね。

レイヤリングとかステイン、プレミアムとかスタンダードなど歯科医院によって表示が違うのでますます判りにくくなってしまいました。

簡単に分けると作り方が2種類に分かれます。

レイヤリング法象牙質やエナメル質を色の違うセラミックで何層も重ねて作る

  ステイン法=1種類のセラミックで形を作り、表面に色を塗って作る

製作時間や難易度がかなり違うので、値段も違います。

レイヤリング法は微妙な色の濃淡や透明感の変化にも細かく対応できるので、前歯を作るのに適しています。

ステイン法は構造が単純で強度があるので奥歯や、本数の多いブリッジなどに採用されます。最近は透明感のある素材の開発が進み、前歯にも使えそうな物も出始めてきました。しかし、複雑な色の変化のある歯や透明感のグラデーションが強い歯にはまだ対応しきれないのが現状です。色のアレンジをする手段が表面に塗る絵の具の様な素材に頼らざるを得ないためです。

ハリウッドの女優さんや、芸能人の皆さんの様に白くて単純な歯の色はステイン法で製作可能です。

しかし、シングルセントラルの場合ステイン法で色を合わせるのはとても困難です。隣の歯が差し歯で単調な色をしているなど、かなり条件が絞られてきます。

歯科の相談を受け付けるサイトを覗いて見ると、ステイン法で製作した差し歯の色に納得できずに、トラブルになっている件をよく拝見します。リーズナブルな価格は魅力がありますし、歯科医院の説明不足が原因だったりする様です。安いのには訳があるという事ですね。

差し歯を製作する技工士さんに同席してもらい、しっかり写真を撮り、納得するまで説明を聞いて治療を受けていればトラブルにならなかったのかもしれません。作るのはたった1本ですが、多くのステップを確実に実行し、様々な準備をしっかりやってこそ良い製品が出来上がります。

 

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