キャスマッチ

連休中にイロイロ試してみました。

歯科技工所には様々な画像が送られてきます。明らかに色被りしている画像を手元のシェードガイドと見比べて近づける作業は正確性に欠け、時間も掛かり、疲れます。グレーカードやキャスマッチで数秒で補正が出来るのはとても楽です。

画像補正についてです。キャスマッチの白・黒・グレーの3点でレベル補正をする方法と銀一のグレーカードを使って補正する方法を比較してみました。

銀一シルクグレーカードVer.2は薄いライトグレーの面がより精度の高いニュートラルグレーに製造されているそうなので、そちらでリセットをしてから濃いグレーにスポイトを移動させてみると、ほんの少し青が強いみたいです。

同様にキャスマッチの白・黒・グレーを調べてみると面白い結果が出ました。黒とグレーは少しバラつきが見られ、スポイトを少し動かしただけで大きく数値が変わる所がありました。

しかし、白の部分はほとんどR・G・Bの数値は変わらず、測色するポイントを変えてもごくわずかな変化量である事から、銀一シルクグレーカードのライトグレー面と同等のニュートラル性を持つ事が判ります。白の部分は完全な白ではなく、限りなく白に近いライトグレーって感じです。良いですねぇ。

キャスマッチの配置場所も試してみました。やはり中央付近から離れるほど数値が変化していきました。

フラッシュ光の反射を抑える様な印刷がされていますが、角度と距離によっては反射してしまいます。補綴部位の近く・シェードタブの近くに平面をキープした状態で撮影した方が良さそうです。

左:キャスマッチ補正         右:銀一シルクグレーカード補正

合成比較してみます。結構違いが出るものですね。

私の撮影機材・モニター環境では銀一シルクグレーカードで補正した方が目視に近い感じがしました。明るさを微調整する必要がありますが・・・撮影するカメラにもよりますので、この結果が皆さんにも当てはまる訳ではありません。松風さんのアイスペシャルはキャスマッチ補正の方がハマる様な雰囲気です。後で試してみたいと思います。キャスマッチはとてもコンパクトですし、彩度・明度の微調整の参考にもなりますので便利です。形成外科のお医者さんが開発したらしいです。皮膚科の医療現場でも我々が使用しているカメラや機材で撮影するみたいですね。皮膚の炎症の度合いなどを評価するのに正確な色の再現性が求められるらしいです。

画像補正については、月刊 歯科技工の2014年4~6月号で神谷嘉史先生が論文で発表されているので、興味のある方は是非調べてみて下さい。凄く勉強になります。より精度の高いニュートラルグレーカードを数種類写しこんで補正するのが間違いない方法の様です。

画像合成試適などハイレベルな使い方をしないのであれば、そこまで高精度の補正作業は必要ないのですが、グレーカードが写しこんであり、ワンクリックで補正が終わるのはとても大きなメリットです。

遠方の歯科医院さんや技工所さんと仕事をする際に大事な事は、結果をしっかりフィードバックして貰い、コミュニケーションを取り、精度を上げていく事だと思います。

 

ガミー

「VITAのシェードガイドにガミーって使えないの?」

少し細工が必要ですが使えます。

現在、入手可能なガミーは松風さんから発売されている2種類です。

・ヴィンテージハロー NCCシェードガイド用のガミー

・ヴィンテージ シェードガイド用のヴィンテージガミーです。

用意するのは、ヴィンテージハロー NCCシェードガイド用のガミーです。初代の方ですね。(4色 定価2800円)

VITAのシェードタブをこのガミーに差し込むと・・・

ちょっと残念な感じになってしまいます(笑)。

シェードタブの一部分を削ります。

すると・・・

シェードタブの番号が見えました。もう一つの大事なポイント・・・

シェードタブの歯頚部とガミーが、しっかりと接触している事が重要です。

基本的に依頼先の技工士さんが、メインで使用している陶材の専用シェードガイドを使うのが好ましいのですが・・・。

ガミーを使う事はとても重要です。松風さんから発売されているDVDです。

歯科医院のスタッフさんにも見て頂きたいです。とても濃い内容で、解りやすい!

シェードテイキングの所だけでもYouTubeで見れたら・・・。

松風さん、どうでしょう?(笑)

 

 

 

 

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