面倒でもね・・・
熱膨張係数
温度上昇によって物体の長さや体積が膨張する割合を温度あたりで示したもの
セラミッククラウンは、セラミックの粉と水を混ぜた物で形を作り、専用の窯で焼きます。(約1000℃の高温で)
ジルコニアセラミック・メタルセラミック・プレスセラミックと様々な種類があるのですが、それぞれ熱膨張係数が違うので混ざったりすると、製作途中でヒビが入ったり、割れたりします。
この3種類を同じ日に製作しなくてはいけない時は大変です。筆は必ず専用の物を決めて使います。筆を洗う水入れも、その都度キレイに洗って水を入れ替えておきます。比較的大きめの筆を好んで使う技工士さんは気を付けた方が良いですよ。(6号~8号とかね。)筆の内部には結構ポーセレンパウダーが残っています。
「何も、そこまでしなくても。」と笑ったアナタ。いつかやられますよ。大きい症例の時にね(笑)。

メタルセラミック フレーム試適

プレスセラミック フレーム試適

ジルコニアセラミック フレーム試適
メタル・プレス・ジルコニアそれぞれのフレーム試適、シェードテイクの写真です。完成後のセット時に写真を撮りに行けたら、報告出来るのですが・・・。
- 投稿日時 : 2018年08月04日
- カテゴリー : 日々のこと