誰から貰うの?

専門誌「QDT」の連載で大好きなコラムがあります。

「開業奮闘記 さすらいのラボ経営と燃え盛る技工士魂

株式会社 LAZARUS の村田彰弘さんによる、ご自身の経験談を基にしたユーモア満載の文面。若い技工士さんには是非とも読んで頂きたいコーナーです。

2022年2月号の 第14回 続・補綴装置の「クオリティー」~相手が構えているところに正確に球を投げる技術の大切さ~

この回に「審美の答えは相手がもっている」という部分があります。『患者さんの好み』『望むモノ』ってやつですね。

目標歯(反対側同名歯)に合わせる事が正解ではない時があります。患者さんが希望する形・色が、歯科業界人の考える範囲の外側にある時です。

過去にホワイトニングをした事がある患者さん・歯頚部から切縁にかけて豊かなグラデーションがある患者さん・抜けるような透明感/白濁・白斑/クラックライン・ヘアライン等のキャラクターが顕著な患者さんの時は注意が必要です。

シェードテイクで正確なシェード写真を撮る事も重要ですが、患者さんの「本意」を上手く聞き出す事も重要です。試適やセット時に実際に比べてみて、初めて気付いたり、明かしてくれたり。タイミングも様々です。本音を伝えてくれた時は、快く対応してあげると良いでしょう。

SNSでの「映え・ウケ」は無くなりますが、イイね♥は同業者よりも、患者さんから貰うのが大事でしょ?

情報戦

捻転・正中離開・オープンバイトを補綴で改善します。

診断用ワックスアップからファーストプロビジョナルへ・・・。

後日、咬合関係・前歯部のシェイプを手直ししたセカンドプロビジョナルを製作・セットして経過観察。

ジルコニアフレームです。

「セラミック矯正」なる単語を目にする事があります。患者さんとお話ししてる時に耳にする事もあります。

『ん?』と思いましたよ・・・最初はね・・・調べてみると動画がゴロゴロあるし、歯科医院サイドが積極的に使ってたりして(笑)あぁ、そうなんだ。。。と思いました。

治療手段・補綴物の呼び方はそう大きな問題じゃないのかなぁ。

 

不安定な世の中になっちゃったね。ニュースを見るのが辛いです。

事実を捻じ曲げたり・情報を遮断・操作したり・・・情報の出どころ・信憑性とか考えさせられる・・・。

一日も早く平和な日が訪れますように・・・。

 

激動

復活してくれました。

激動の時代ですから、企業も色々大変なようで・・・お気に入りの材料が生産中止になったり、取り扱い中止になったり、入荷未定だったり・・・。

そう言えばCAD/CAMインレーがスタートしますね。ブロックの「たわみ」の問題で加工にコツがあるらしい・・・。難しい割に点数が低いと思いません?

CAD/CAM冠(クラウン)の点数も下げられましたね(笑)。後はCAD/CAMブリッジ対応のディスクの認可待ち・・・。

これでパラジウム合金を使う理由が無くなる訳ね・・・。治療するだけ赤字が膨らむ理不尽な状況・・・。

ホント凄い時代を生きてるよね。もう少し頑張りましょうね!!

 

 

 

お悩み相談

診断用ワックスアップとは・・・

現在のお口の状態の模型にワックスアップをして、「治療後は大体この位まで改善できます」というシミュレーションですね。

この模型を患者さんに見て貰い、実際にどこの歯を何本治療するか等のカウンセリングに使用します。

このワックスアップ模型をシリコンで型を採っておき、技工士さんが簡易的な支台歯形成をして、レジンに置き換えると・・・

こんな感じになります。で、余分なバリを取り除き、不足部分を追加して、簡単な形態修正をして、研磨したのが・・・

コレです。テンポラリークラウン。通称「テック」です。

この後、歯科医師が何回かに分けて支台歯形成をしている期間もこの「テック」を使います。で、治療部位の全ての支台歯形成が終わったら、もう一度、型を採ります。この作業を「印象」と言います。

で、その型に石膏を流して出来上がったのが「本模型」です。その本模型に作るのが「プロビジョナル」です。

確かに「テック」「プロビジョナル」は似ています。と言うか素材は同一である事が多いです。

「テック」は簡易的でラフな模型を歯科技工士が推測・予測で削った模型でスタートしますので、精度が低いですし技工士さんも「何となく」で作っています。私はそうです(笑)

「プロビジョナル」は最終的に使用されるマテリアルの物性を考慮しデザインを考え、そのスペースで綺麗な色が表現出来るのか?・この噛み合わせで破折する危険性がある場所は無いか?など最終的なフォルムを念頭に製作します。ガチなやつです(笑)

ので・・・決して金儲けの為でも・材料を間違えた訳でもありません。

この「プロビジョナル」・・・実は省略される事が多いのです。来院回数が多くなり・治療期間が長くなり・費用がかかります。何も良い事が無い様に思えますが・・・

それらを補って余りあるメリットがあるのです。最終的にセットされる差し歯のクオリティーのレベルが格段に上がります!耐久性・噛み合わせ・色調・などなど。

歯科医院の説明によっては患者さんの不信感を招く恐れがあるステップですので、なかなか提案出来ない歯科医院の方が多いです。

それでも!!プロビジョナルのステップを踏んで進めましょうと提案する歯科医院は本気です。真剣に患者さんに向き合っている証拠です。

あなたの歯科医院選びは大成功です!どうか安心して治療を続けて下さい。

 

 

リスクマネジメント

お疲れ様です。

念のためメタルフレーム試適をしたので・・・

 

「1本だけマージンが少し短い・バイトをもう少し上げたい。」

なんて事にも余裕で対応できます。

マージンポーセレンで修正可能ですが・・・長期的な視点で考えると、あまりお勧めできません。特に犬歯付近は・・・。

ジルコニア修復物は、普及するスピードが速く・素材のアップデートも短期間で飛躍的でした。様々なトラブルが報告されはじめるのは、これから。

経験に基づく『危険察知能力・直感力』みたいな漠然としたスキルが、リスク回避においては重要なのかもね・・・。

 

親方

徹夜明けの朝・・・突然の訃報。

前の勤務先の社長さんが亡くなりました。

北海道での修行時代・・・結婚して・・・子供ができて・・・

田舎で育てたいなぁと思い、Uターン就職を決意。

突然、電話をして「雇って下さい。」

帰省して10年勤務。厳しい指導で有名な親方でしたが、私は器用なのであまり怒られた記憶は無い・・・。

ただ、考え方がだいぶ違うので・・・大喧嘩になる事もしばしば(笑)

とても扱いにくい社員だったと思う・・・。

義父の他界でイロイロ状況を考えて、大間に戻って独立。

取引先の歯科医院を分けて頂き、快く送り出して貰いました。

その後もメタルセラミックの外注先として指名して貰い、大変世話になりました。

むつ市に移転してからは、ジルコニアフレームのセンターとして支えて頂いたり、デジタル化への情報交換など、さらに強力な連携を築き始めた矢先・・・。

 

 

独立開業で大間に移る時、お祝いにラボの看板を頂きました。宝物です。

継承した技工士魂を胸に頑張ります。

ゆっくりと休んで下さい。お世話になりました・・・

 

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