必要な事だよね?たぶん・・・

良書の紹介みたいなコーナーになってますけど・・・。2003年。「これからのスタンダード」とありますが、ここが最終到達点と言える様な内容だと思います。

デジタル世代にアナログの奥義を教えるのも、何だか虚しい気持ちになりますが、放って置いてもデジタル技工はマスターするだろうし、だったら我々おっさん世代はアナログの奥義を伝授しておく義務があるよね。難しいねぇ(笑)。

メタルクラウンを1本だけ埋没するってのも久しぶりでした。

 

—おまけ—

 

翼状捻転した歯牙を正面から撮影した場合は、遠心隅角部のエナメル質の厚い部分が白っぽく・歯冠中央部は暗めに写ってしまいます。なので少し斜めから目標歯の正面を撮影するのですが、この症例の様に捻転を改善する場合は、角度の違いによる色の見え方の変化に悩んでしまいます。「落としどころ」と言うか決着点・妥協点が難しいです。

クラウンをセットし、手鏡を持った患者さんは正面からパッと見ますから・・・ラインアングルの光の反射具合・切端の透明感やオパール効果のオレンジ具合なんかも、角度で劇的に違うので悩みました。クラウン側の側切歯の方が少し明るめだから、切端の彩度はあまり上げない方が患者さんは喜ぶかな?・・・とかね。ほぼ完成なんだけど、「よっしゃ!完成だ!」と決心するのにとても時間が掛かりました。画像合成試適は、私の様な「もう少し・・・あとちょっと・・・。」とやりがちな人は、ドツボにはまる危険性があります(笑)。明度がそこそこ一致していれば大外れはしないので、患者さんのOKは貰えるはずです。たぶん・・・。

「中切歯単冠症例は画像合成試適を行いますので+1万円です。」なんて技工士さんなら。とことんやるんでしょうけど・・・。えっ?どうなのかなぁ。

A3.5くらいで・・・ってフワァ~と作る犬歯と中切歯単冠症例じゃ製作時間が全然違うでしょ(笑)?

激流を制するは静水

暖かくなってきましたね~。2日前は雪が降ったけど(笑)。

新卒の子はもう出社してるのかな?学生から社会人になる時の変化はとっても大きいからね。

初めて後輩ができて指導する立場になったり、、役職がついて責任感が増したりね・・・。春はそういう季節。

どうか『愛』を持って新人さんや後輩を指導して欲しいものです。

さて、我がラボにも新人が入りましたので、指導者としての手腕が問われるところ。ひとつ困った事が・・・息子はいつもの様に「お父さん」と私を呼んでしまいます。

よくドラマなんかで「会社ではお父さんと呼ぶなと言ってるだろ!」っていうシーンをみるでしょ?‶あぁ、なるほどなぁ”と思いましたよ。社長・上司としてののスイッチが入らないんです。どうしても子供として接してしまう。これはなかなか厄介ですよ(笑)。

 

指導するにしても嘘を教えるとマズイので色々と勉強し直しです。

アナログ~デジタル技工への変換期ですので、「教わる方」も「教える方」も大変ですよね。沢山の本を読み返している所ですが『別冊』シリーズは良いですね。実戦・実践に役立つ物が多いです。15~20年近く前の物もありますが、材料・機材・技法が違うだけで真髄は変わってないのです。

‶アナログの真髄”の良書ですよ。コレ。石膏模型を使用した間接法での歯科技工の奥義ですな。北斗神拳の真髄は「怒り」にあるようですが、歯科技工の真髄は「患者さんへの愛」ですかね?

トキの様に広く深い見識を持ち、愛溢れる指導をしたいものです。

 

 

デスメタルはアルパイン

妻:「長男が帰ってきたら車が必要だよね。」

「中古の軽自動車でも探してみるか・・・。」

「最初はぶつけたり、こすったりするからねぇ・・・私のタント(軽)で我慢させるってのは?」

「あぁ。良いかも・・・あんたのを買えばいいのか。」

 

「何コレ(笑)。プレミアムって・・・ドアのデットニングもしてあるのか?」

マズイ。前のタントはダイアトーンのサウンドナビにダイアトーンのスピーカーだったから耳が肥えてしまったのか・・・。

 

車が来た。聴いてみる・・・。

「なんじゃこりゃあ」素晴らしい。車種専用チューニング?アルパインのサウンドエンジニアが全て設定してくれるのか・・・タイムアライメントもクロスオーバーもイコライジングも・・・「ズルくねぇ?」「いいなぁ。」「俺がコレに乗るってのは?」「ダメ!」「カー用品でも見にオートバックスに行く?♥」

寂しく店内をウロウロ・・・。処分セール品のワゴンにあの商品がっ!

『X-170S』

店員さん:「コレ、マジでお買い得ですよ。」

「えっ?何でこの値段なの?」「デモボードで1年半位鳴らしたんですよ。」

「逆に良いよ。エージング済み!」「そういう事です。鳴らしっぱなしでは無いんで・・今が一番イイ感じですよ。どうですか?」

以前カロッツェリアのVシリーズを持ってましたが、残念ながらヘビーメタルには合いませんでした・・・。TS-V 172A

 

コレは最高に良い。タイムアライメント・クロスオーバー設定を2週間かけて煮詰めました。長時間のドライブが楽しいです。シェードテイクの回数が増えるかも(笑)。そのうちドアのデットニングもやりますよ。

素敵な趣味

「セレックインレーが2回、もってかれました・・・。」

「もってかれ・・・割れたんですか?」

「はい。バリカタのジルコニアで何とか・・・お願いします。アニキ!」

インレーか・・・ジルコニアディスクもレイヤータイプ・高透光性タイプ・消しゴムタイプ・・・すんごい種類が出ましたが、曲げ試験の数字が大きいから極薄マージンのチッピング耐性が高い訳でもないので難しいです。メーカーさんの公表する物理データもMPa・硬度・粘りとか統一性が無い。

シンタリング時の昇温スケジュールにも秘密があるらしい・・・。早ければ良い訳でもないんだね、技工材料あるあるか・・・。マージンフィニッシュに使用するシリコンホイールの選択は凄く影響があります。ハンドピースの回転数・回転方向もだけど。

バリカタ指定なのでチッピング耐性の高いと噂されるメーカーさんの消しゴムタイプをチョイス。透明感とか色のマッチングよりは強度重視。応力集中源となるリアルな溝・窩の付与は禁忌。

セメントスペース設定の数値やエリア指定・合着用セメントの物性も生存率に大きく関与するので奥深い。グレーズペーストを全面に塗布して焼成し、シリコンポイントであえて艶を落として、再度必要な部分を必要なだけ機械研磨する。どんなマテリアルでもインレーが一番大変です。金合金で必死に適合を追及してきたオッサン世代はさ・・・模型上の完成写真を撮るにしても、適合が良く見えるアングルを探るのに一苦労する訳さ(笑)。

私は「全国の歯科医院のホームページを見てツッコミまくる」という素敵な趣味があるのですが(笑)‶これがジルコニアインレーです!”って紹介しているコーナーやブログの写真を見て「何でそのアングルなの?技工士さん泣いてるんじゃない?」と思う事が良くあります。

10年後 全国で33人

お久しぶりです。

長男が無事に技工士学校を卒業し、国家試験に合格しました。

3/22に帰省し、自粛期間中・・・抗原検査は陰性。念のため何処にも出ずに、引きこもってもらいました。技工所のスタッフさんにも一週間休んで頂きました。取引先の歯科医院さんにも事情を説明し技工物の納期を大幅に調整して頂きました。この場を借りて感謝申し上げます。むつ市は皆さんとても気をつけております。凄いよね。

3/26(金)p.m.2:00に合格発表・・・一般財団法人 歯科医療振興財団という所がホームページで発表するらしい。

厚生労働省じゃないんだねぇ。時間になりアクセスしたけど、繋がらない・・・。アクセスが集中しているみたいです。他資格の国家試験の発表もあるからかな?

おっ!繋がった。ん?受験地? 北海道・宮城県・東京都・大阪府・福岡県の5か所・・・という事は青森の技工士学校の子も仙台市で試験を受けたのか?

息子の学校は仙台なので・・・宮城県をクリック。あ・・・受験番号が表示されるのね(笑)受験番号は何番だろ?聞いてみるか・・・。携帯電話に手を伸ばすと、息子がラボ(会社)に駆け込んできて「合格した!!」

「よし。良くやった!同級生の子達は?」「うん!全員合格!!」

久しぶりの‟親子っぽい”やり取り(笑)。

「合格者が66人だけど、これって東北地方5校で・・・だよな?」「そうだと思う。多分。」「(笑)・・・やべ~な。」

せっかく国家試験に合格して歯科技工士になったとしても、20歳~24歳になるまでの5年間に技工士を辞める人が約8割らしい・・・。

恐ろしいのは、更に25歳~29歳までの5年間で辞める人が約8割・・・。つまり、10年間経験を積んで中堅選手として頑張り続けているのは4%

66人の4%って事は・・・2.64。えっ!?・・・約3人。怖くなってきた。

66人が全て東北地方の勤務地では無いだろうし、関東の学校を卒業して故郷の東北に戻るケースもあるよね・・・いやいや、もう勤務地がどうこう関係ないね。

今年の合格者が全国で823人だから・・・10年後、技工を続けてるのは・・・約33人・・・47都道府県に一人も残ってない所もある訳だ・・・。

何としても息子2人を一人前の技工士に育てないと・・・。おっさんの責務だね。

長男の母校 東北大学歯学部付属歯科技工士学校は今卒業した生徒達が最後。廃校です。これで東北には技工士学校は4校のみ。その4校も新規入学者が10人に満たない所もあります。

困るのは患者さんである日本国民です。

おすすめ

こんにちは。お久しぶりです。

ホームページの訪問者に海外からのアクセスも以外と多く、擬似支台歯模型に興味があるようです。

湯浅先生の画像合成試適の論文やグレーカードを活用したデジタル・トライイン用のソフトウェアの浸透が要因でしょうか。

松風さんのダイカラーワックスは海外でも発売されてるのかな?

メタルコア用にグレーのワックスもありますが、残念ながら少し明度が高いかな・・・。でも大丈夫。良い商品が出ております。

ダイスペーサーですね。シルバーカラーと金パラシルバーカラーの2種類がありまして、後者の方が黒光りしてリアル。

右側がメタルコア 左側がスペーサーです。なかなかでしょ?

こういう症例の時はとても良いですよ。

 

 

 

黒魔術

対合歯との兼ね合いで切縁ギリッギリまでジルコニアフレームがきてます。

グレーやブルーは出来るだけ奥に配色すれば、肉眼で見てもまあまあ良い雰囲気。

グラデーションの強い・高透光性ジルコニアディスクを使用すれば、寒色系のトランスルーセントのみで、この位まではイケます。

コッチの症例はステインを一切使用してません。黒背景なので強調されてますけど・・・写真はあてにならないので騙されないように(笑)。

 

グルン グルン

お久しぶりです。

「数年に一度の暴風雪が・・・」という警戒情報が流れている日にシェードテイキングに行って来ました。

患者さんがユニット(治療用のイス)に座ったら、ご挨拶。すぐに目標歯の撮影。

スタッフさん:「テックを外したら、お呼びしますね。」

素晴らしいでしょ?目標歯の乾燥に注意している証拠です。

「変色支台歯の症例です。」という情報は頂いておりましたが、いつもの松風さんのエフェクト色のガイドを忘れてしまい・・・手元にあるのはイボクラさんのナチュラル・ダイ・マテリアルのみ・・・。

近い色が無いので、あまり意味が無いけど・・・出した手前、撮らないのもカッコ悪いしね。焦った感じを悟られないように(笑)・・・「ハイ。じゃ、撮りまぁ~す。まぶしいので目をつぶってて下さいね~。」

シェードタブの可動部がね、グルン・グルンして綺麗に整列して落ち着かないのさ・・・本当にイライラする。私のだけ?

結果的に松風さんのエフェクト色にも近いタブはありませんでした。変色支台歯用カスタムシェードガイドを作った方が良いですね・・・。毎回思う(笑)。

こんな感じの支台歯で・・・

マジメに擬似支台歯模型を作っても・・・

ダイカラーワックスの配合も地味に難しいよね・・・。

 

NHK

明智光秀ですよ。大河ドラマですよ。コロナの影響で撮影が中断したり、いろいろありましたが、いよいよクライマックス。

歴史はそんなに詳しくありませんが・・・NHKオンデマンドで見たらハマりました。テーマ曲が良いです。

ハイレゾ。買いました(笑)。爆音で聞いてます。高揚します。無敵になった気がします。シンフォニック・ヘビーメタルです。

無敵度で言うなら・・・コレがNo.1かな。

風林火山のテーマ曲は最高です。同じ2分49秒だね・・・。大河のテーマ曲は大体このくらいの時間に収めなきゃいけないんでしょうね。

NHKオンデマンドは良いですよ。『プロフェッショナル 仕事の流儀』 『プロジェクト X』『その時 歴史が動いた』『ブラタモリ』『世界ネコ歩き』好きな番組だらけ。

おっさんになるとNHKしか見なくなるってホントだね(笑)。

金属アレルギー?

こんにちは。今年もよろしくお願いいたします。  元日から雪かき・・・。

1/3日の夜に筋肉痛が始まる・・・オッサンあるある。

美容師さんの妻が、手荒れ(湿疹)で悩んでおりまして・・・まぁ仕事柄ねぇ、シャンプーした後に強力なドライヤーでブローしてカッサカサになるし、パーマ液やらカラー剤やらパンチの効いた薬品を扱うから・・・職業病だよなぁと思っていました。

でもね。むつ市に移転・引越ししてから1年間、美容師業はお休みして技工所のお手伝いをして貰ってたんだけど一向に良くならない。おまけに足の裏にも同じ症状が・・・アレ?この症状はもしかして・・・金属アレルギー??

後日、皮膚科にてパッチテストをして貰いました。

そしたら以外なモノに陽性反応が・・・。

はぁ?セメント?何かねぇ最近の強力なセメントがダメな人もいるらしい・・・。

でね・・・技工士なのに金属アレルギーの事を何も知らないのはマズイ!!って事でね勉強しましたよ。ネットで調べたり、本を買ったり(笑)。

掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)って言うんだね。凄く勉強になりましたよ。口腔内の金属を排除すればスパッと治ると思ってました。

病巣・扁桃・歯周病か・・・あまり内容に触れるとマズイので・・・

セラミックの仕事をしてるから患者さんに説明する場面で「金属アレルギーの心配もなくて・・・」「生体親和性が・・・」なんて軽々しく説明していた自分が恥ずかしくなりましたよ。

歯科用材料が原因で全身に症状が出ている重度の患者さんはツライだろうなぁ。皮膚科と歯科でガッツリ連携しているクリニックも少ないみたいです。確かにね長い事この仕事をしてるけど、ガチな金属アレルギーの患者さんってあまり経験がないかも・・・『自称・金属アレルギー』の人はいるけどね。こんなにも身近にガチな患者さんがいるなんて・・・。

更に深く学べそうです。知らないって恐ろしい。穴があったら入りたいよ・・・。

 

25年前

お疲れ様です。

技工士の皆さんは、年末のラッシュで寝不足でしょうね。

「プレスセラミックのインゴット選択」についてメールがありました。

技工士仲間と話題になる事が多いテーマです。「1ランクか2ランク明るめの物でスタート」ってのが一般的な意見ですが、支台歯色・フレーム形態・レイヤリング量・目標歯の透明感などにより選択肢が絞られてきますよね。

レイヤリングの場合は後でイロイロできるので、「気が付くとコレを選んでるなぁ・・」みたいに好きなインゴットが決まってくると思います。

私が好きなのはこのへんです。5・6人技工士さんが集まったら、この話題で一晩呑めるかも(笑)。

埋没材はねぇ・・・そのラボの材料や機材・水質でも変わるみたいだし・・・何とも言えないので全部買って試してみるのが一番いいんだけどね。院内技工士さんは好き勝手に材料を買えないしね・・・。

私はコレで落ち着いています。お肌がキレイに仕上がりますね。

反応層もね・・・イロイロ意見がありますよ。「少し反応層が出るくらいがベストだ。」って言う意見もあるし・・・極薄マージンの再現性ね。

アルミナ・ガラスビーズの選択やサンドブラスターの圧力。プレス不足なのかサンドブラスターで削ってしまったのかが謎だったりね・・・。

以外と意見が一致するのは使用するワックスの重要性。25年前。。。e.maxの2世代前・・・初代エンプレスが出た時に実技講習会に参加しました。

リヒテンシュタインから来日した J・セガー先生がね、しつこく言ってました。

「この術式のキモはワックスの完全焼却だ。」その時は松風さんのレッドインレーワックスを使っていましたね。

なので当然スプルーワックスも重要らしいです。ヨーロッパの技工士さんは透明感のある、いかにも焼け具合が良さそうな物を使ってますよね。

YOUTUBEを見てると勉強になります。

私はコレです。商品名は忘れました。

「まぁまぁ良いんだけど、もうちょっと。」と悩んでいる技工士さん。ワックスを変えてみるのもアリですよ。

プレスセラミックは複合的な要因・様々な選択がベストマッチするまで根気よくトライする根性が大事だと思います。

 

素直で頑張り屋

そう言えば、この症例も・・・。全体的な透明感が美しい。

目標歯よりも支台歯の方が前に出ている難症例。

「出来るだけ前に出ないようにお願いします。」

私は素直で頑張り屋なので、少し強引に形を合わせに行った結果・・・

咬合調整の最中にパキッ。歯科医師は悪くありません。ムリなデザインをした私の責任です。フレーム形態も良くないし、インサイザルハローも再現できていませんでしたので・・・。

フレーム込みで0.7mm位の厚みでしたので、歯頚部が寂しいですが・・・マメロンがぼやけてしまったので、外部ステインで何とかしようと思ったのですが、白浮きして嘘っぽくなってしまいました。表層のトランスルーセントにもう少しオレンジ色が有ればオパール効果が表現できたのですが、患者さんは喜んでくれました。

ドンピシャより僅かにキレイ・・・女性の場合は喜んでくださいます(笑)。

殺し屋風

こんにちは。

雪が降らないねぇ。別に降らなくてもいいんだけど・・・(笑)。

プレスセラミックのオーダーです。上顎は変色歯質+メタルコアの最強ペア。下顎は明るく綺麗な支台歯です。

以前よりは苦しまずに対応できるようになってきました。でも上顎の方が暗めなんだけどね。イヤ、こういう色なのよ(笑)。

最近セットの立ち会いに行けなくて・・・ちょっと残念です。

多数歯症例のプロビジョナルのセットがありましたので、患者さんにお会いして要望などを聞いてきました。臼歯部もすでにプロビジョナルで経過観察しています。

W2.5程度のシェードを選択されました。セカンドプロビジョナルも視野に入れて慎重に進める予定です。

 

「急で申し訳無いんですけど・・・」同時刻に違う診察室の患者さんのシェードテイクの要請がありました。シングルセントラル(汗)・・・。

すでに目標歯が乾燥してるような雰囲気でしたけど・・・。奥行き・深みのある難しい色でしたねぇ。

 

美容師さんの妻から良いモノを貰いました。

黒のグローブです。ヘアカラーとかパーマ液を使う時の物かな?

手汗でグローブの中が凄い事になっても大丈夫。見えないです(笑)。シェードテイクは圧倒的に女性の患者さんが多いので細かい気配りが大事です。

オッサンは大変だよ・・・。

エール

 

「擬似支台歯って作った方が良いですか?」 「時間・コストが・・・」

という質問を頂くのですが、シェード確認の為には絶対に必要なモノですので、作らないとダメだと思います。

私は擬似支台歯模型が無いと、怖くて作業を進める事が出来ません。

時間・コストは技工料金にプラスすれば良いのです。このステップ無しにシェードマッチングに挑むのは「運まかせ」だと思います。

カメラを買って、シェードテイクに出掛けて、セットの立ち会いをして・・・絶望して(笑)。この繰り返しです。

症例の築盛レシピをノートに残して、カスタムシェードガイドを作って、陶材の色を知る。

講習会・勉強会に行ったら、必ず実践してみる事。知識を持っていても、それを具現化できる腕が無いと意味がありません。

大事なのは実践力・行動力です。熱意を持って勉強していれば、素晴らしい先輩や仲間と出会えます。不思議なものでね・・・。

思い切って職場を変えるのはアリですよ!頑張れ!!

 

復活

ファームウェアのアップデートで復活しました。EOS 60D

滑沢度の確認の為にソフトボックスを装着してます。APS-Cは扱いやすい・・・。

 

前歯CAD/CAM冠

いや~楽だね。驚くほど製作時間の短縮になります。前歯は特にそう思えます。犬歯の様な明度高めの部位は結構マッチするかもね。

多数歯補綴で支台歯色がバラけた時は2重構造にしたらいいかもね。メタルコアはひと回り小さくプレパレーションしてもらって、マスキング内冠にステインして合わせたらいいよ。

MO/LT/MT/HTなんてやられたらプレスセラミックの二の舞いだから・・・逆に難しくなる。どうなるんでしょうか?

 

とても良い内容でした。二重構造。素晴らしい。発想が合理的。ベニアは難しい。クラウンとのコンビ症例は特にね・・・。ハゲるよ(笑)。

支台歯色の対応をどうするかがポイントだね。自費も保険も。

これはプレスセラミックです

診断用ワックスアップのこの症例もコンビになりそう・・・。

前歯CAD/CAM冠はセラミックで苦労した技工士さんじゃないと、上手に対応できないかもね。最初のうちは・・・。

今月はあと4人シェードテイクの予約が入っているので楽しみですが、ブログの更新ができるかな?

一歩進んで・・・

「川岸さん。前歯のCAD/CAM冠用のシェードガイドって作れます?」

「はい。作れますよ~。」さっそくセンターに電話。

シェードタブの歯冠部分をスキャンして、削り出しをお願いしました。

10/1日発売のセラスマートレイヤー(GC社)です

グラディアのシェードタブをバリバリ削って接着剤でピタッと。A4シェードのブロックは発売してないので、余ってしまいました。

グラディアシェードガイドの歯冠形態が好きなので、スキャン用にセンターに送ったんだけど・・・何故か大嫌いなVITAの歯冠形態が届きました(笑)。

いや、別にいいのよ。好みの問題だから。予想に反してカッコ良く出来ましたが、近いうちにメーカーさんから、ちゃんとした物が発売されるでしょう。たぶん。

A3.5シェードのグラデーションがうわぁ~って感じですが、第1弾ですからね・・・。エナメル色の透明感・レッドシフト・透光性のバリエーションなど続々と発売されるでしょう。選択に悩むくらいにね・・・。

メタルワークの時間・レジン築盛の時間。全部無くなりました。夢のようです。

でもね・・・支台歯色の罠が待ってるよ。この変革で前進するのも後退するのも自分次第だね・・・。

 

相談✉増加中

お久しぶりです。2ヶ月以上もブログの更新をサボってしまいました。

いよいよ前歯部のCAD/CAM冠がスタートしましたね。

メタルコアが最大のネックですね。小臼歯・大臼歯の部位でしたら患者さんも何とかOKして下さいますが・・・。

模型上では、さまざまな角度から光を取り込む事ができますので、まぁまぁ良いレベルに見えますが、口腔内にセットすると劇的に色の差が出ます。

口腔内は光量が圧倒的に不足するので、どうにもなりません。

 

メタルコアの除去が色々な理由で出来ない場合は、このようなサンプル模型を使用して実際にCAD/CAM冠をセットして見せてカウンセリングするのも良いと思います。納得できる丁寧な説明は歯科医院のイメージアップになりますから・・・。

患者さんはネットで様々な情報収集をして勉強してますからね。自費技工物の良さを説明して、理解して下さる環境・土壌は整っています。

ステップごとの確実な作業無くして良い結果は得られません。

臨床での金属使用量を減らしたい国の政策と現場で治療にあたる医療スタッフの苦悩。歯科技工士は高度なスキルと対応力を更に求められます。

ネタは沢山あるんだけど・・・時間と気力が・・・。

 

WET & DRY

こんにちは。

先日の乾燥に期待・・・の症例ですが、患者さんがメンテナンスに来て下さいました。少し咬合関係を微調整したようです。

目標歯の歯質に水分が戻って白さが抑えられています。この色が患者さんのいつもの色なんでしょうね。セット直後よりはまぁまぁ明度が近いですが、歯頚部がチョットね・・・。

こちらはセット直後の様子です・・・目標歯が乾燥している状態。いたるところに白い模様(白帯・白濁など)が浮き出ていて白っぽいので、セラミッククラウンがドカンと暗く見えます。

比較しやすい様にセラミッククラウンを半分に切り取って反転し、目標歯に重ねてみました。セット直後。暗いですねぇ。これでは患者さんがかわいそうです・・・。

来院直後。暗いし、彩度が足りないですが(汗)患者さんのOKは出たので・・・。

 

もう少し比較しやすいように加工して見てみましょう。左半分がセラミッククラウンです。強烈ですねぇ。ここまで違うとは・・・ビックリです。シェードタブ1段階くらい違うかもね・・・。

テック・プロビジョナルを外して、仮着セメントを綺麗に除去してクラウンをセット・・・までの数分間でここまで変化する場合があります。

支台歯形成をしてからシェード写真の撮影・・・という場合はさらに状況が悪くなる可能性が高いです。患者さんがユニットに座ったらまず目標歯のシェード撮影をしましょう。

メーカーの違うカメラで画像合成試適に挑むという非常にチャレンジングな提案に全面的に協力して下さいました先生に感謝いたします。ありがとうございました

 

トライインペースト

こんにちは。

最近、自費のお問い合わせがとても多いです。自慢でも何でもなく、そういう時代に突入しているだけなんですよね。

前歯のCAD/CAM冠にOKが出たら一気に情勢は変わります。そろそろか?・・・

国内の70~80%を占める少人数ラボ・後継者不在のラボはCAD/CAMマシンの設備投資が非常に困難です。新型コロナの影響で更にマズイ状況です。

そうなると大型ラボに頼らざるを得なくなるのですが、生産能力には限りがあります。国の方針・政策に技工所だけがついていけない結果になってしまいました。

保険治療が滞り、ちょっとしたパニックになるかも知れません。どうなるんでしょう・・・。CAD/CAM冠の技工料金が5000~6000円の所もあるらしいので(笑)最終的にその価格帯で落ち着いてしまったら、同じ事の繰り返し・・・。どうか社員の技工士さんを大事にして欲しいです。勤務時間・人件費・・・そこから技工料金が決まるのです。技工料金の設定に体制を無理矢理合わせるのは逆ですよ・・・。お願いしますよ。時代の転換期・将来の見通しの悪さ・後継者問題・廃業を決意される技工所も多数・・・。

歯科医院も困るだろうけど・・・一番困るのは患者さんです。こうなるのは予想できたけど・・・新型コロナが拍車をかけました。最悪のタイミング・・・。経済の専門家さんが言うには

「時代の変化に対応できずに企業が淘汰されるのは当然の事。」とサラッと言うけど・・・怖いねぇ(笑)

 

さて・・・がんばろうね!今日は写真がないねぇ(笑)

患者さんに「高いモノを押し売りしている。」という印象を持たれないような薦め方って難しいですよね・・・。

私は医院経営の専門家ではありませんが、しっかり説明して、良いモノに投資して頂くようなカウンセリングを実践している歯科医院は、患者さんが集中しています

他の歯科医院での治療に不満を抱いた患者さんの「やり直し症例」が多いのは、評判が上向きになっている証拠です。当然プレッシャーがハンパないですし、良い結果を出す責任があります。技工所選びが重要になるのも当然の事です。せっかく自費の治療を選択して頂いたのに、イマイチな技工物をセットしてしまったら、今までの取り組みや苦労が水の泡・・・。

歯科医院の評判は落ちますし、次の患者さんを呼び込んではくれないでしょう。

「こういうシェード写真が欲しい。」 「もう少し形成量が欲しい。」 「試適をして欲しい。」というラボサイドからのお願いは、すべてが結果を出す為に必要と判断してお願いしています。情報の共有・意思疎通・意見交換も無しに漠然と技工物を製作し、シェード修正・再製作になるとイヤな顔をする技工士(ラボ)さんは、そもそも患者さん・歯科医院の事を第一に考えていません。「うるさいと嫌われる・・・。」ラボの経営の事しか考えていない技工士さんは大体この言葉を言います(笑)。

向上心に溢れている歯科医師は「重要な提言」をしてくれる熱心な技工士さんを探しています。そこで・・・

トライインペーストを是非準備して頂きたいです。

合着に使用するセメントの色調でセラミッククラウンの色調は変化します。これは厄介な事では無くて、良い事だと思って下さい(笑)。最後の最後にシェードの微調整が出来る可能性があります。「患者さんのOKは出てるけど、少し暗いんだよなぁ」「まぁまぁ合ってるけど、少し色が薄い(白い)かなぁ」そんな時ありますよね!

合着後にどのような色調になるのかシュミレーションが出来る。

これはとても重要です。もう一度言います。

重要です(笑)。

技工士さんがオペーク色のトライインペーストまで総動員して変色支台歯の影響を消して色合わせしたのに、何もナシで患者さんのお口にカポッとはめて「あれ?少し暗いなぁ。再製作お願いしま~す。」だと技工士さんがかわいそうです(笑)

‟ジルコニアは支台歯の色に左右されない”というのは、だいぶ前の話。消しゴム色のジルコニアはそうでしたが、審美領域に使用するジルコニアは透光性がある物にシフトしてきております。

e.max等のプレスセラミックスはさらに透明感がありますので、セメントの色調にかなり影響を受けます。トライインペーストは各メーカーさんのラインナップにあるはずですので、ディーラーさんに問い合わせて準備して下さい。当然ですが、チェアサイド・ラボサイドで同じメーカーさんの同じ製品のもので統一するのが鉄則です。

私はうるさい技工士ではなく、熱い技工士なだけです(笑)。

MT-26EX-RT

こんにちは。

カメラ&レンズを新調したので・・・次はフラッシュ(笑)

ちょっと前にMT-24EXからMT-26EX-RTへモデルチェンジしたのは知っていましたが・・・。操作部のヘッドが小さくなりました。ボディーとの接合部分も、安っぽいネジ式からロック機構に。感動したポイントは2つ。

 

光量の調節が細かく出来る様になりました!

1/2だとオーバー、1/4だとアンダーとか(笑)とにかくちょうど良いトコが無い。露出の微調整はISOF値シャッタースピードでも出来たんだけど・・・。歯科のシェード写真の場合はそれらを固定したいんだよね。ホントは。それぞれ別な仕事をする人達な訳だから。

今までのステップの間に2個段階が増えたんです。興奮してきた?

「別に、F値でやったらええがな・・・。」まぁそうなんだけどさ(笑)。

それと嬉しいのが・・・

純正のディフューザーがついています!

 

色被りにどう影響するのか、まだ検証してないけど・・・。歯科関係者の為に改良してくれたんじゃないか?と思う程です。良い製品です。CANON製のCAD/CAM加工機が発売されるくらいですからねぇ。密接な繋がりがあるんでしょうね。

シェードタブの反射エリアの輪郭が今までよりボケているので、ディフューズ効果は強めな感じです。当然ながらオレンジ被りしています。WB補正が必要ですね。モニターのキャリブレーションも暫くやってないなぁ・・・面倒くさいけど・・・やらない訳にはいかないもんなぁ・・・。

 

乾燥に期待。

お疲れ様です。

さぁ、前回のシェード修正ですが・・・。

いろいろ工夫して・・・。

頑張ったんだけど・・・。

幅が狭くなってしまいました(汗)。つっこまれる前に申告。スキャロップラインが揃う様に、マージンからの立ち上がる角度を慎重に設定し、幅径も合わせたんだけど・・・。最初は・・・。どうしても遠心歯頚部の形態が不自然で・・・。技工士さんなら解ってくれるハズ(笑)あるでしょ?

遠心切縁~中央にピンク-バイオレッドを外部ステインしたのが裏目に・・・。

「支台歯が変色してるので、マテリアルの選択はお任せします。」と言ってくれたのですが、プレスの方が速いし、安いからねぇ。迷ったんだけど・・・。こういう支台歯色の時はジルコニアクラウンが無難です。

「セット直後なので歯肉が馴染んでませんし、歯面も乾燥しているようですので、後日また撮影しますね。」

いや~有り難いです。天然歯がいつもの色に戻ってくれたら、もう少しマッチングして見えるかも知れません(笑)。

ラボサイドの仕事・苦悩を細かく見て貰い、情報を共有し・誤差を埋めて、精度UPにつなげる事がこのブログの狙いでもあります。段々と効果が出てきました。

画像合成試適は機材の設定・ルールを決めて、しっかりフィードバックして貰う事で、カメラが違っても一定の効果が得られそうな感触です。

 

 

 

何とか・・・コレで・・・

こんにちは。

さて・・・先日のあの症例。

修正が終わりました。

フルサイズ機のシェード写真だったので、確認もフルサイズ機で・・・。画角を揃えたり、露出が同じようになる設定を探りながら・・・。シャフトが折れそう(笑)。

5D MarkⅣと100mmレンズの組み合わせ・・・重すぎます。

明るく不透明なインゴットでフレームをやり直し。

こんな感じ。で、合成試適すると・・・

全体的におとなしい雰囲気。外部ステインで足そうかなぁ・・・前回の失敗が頭をよぎる・・・もう焼きたくない。

白帯の走行ラインが直線的・・・直したい。・・・前回の失敗が頭をよぎる・・・怖くて焼けない(泣)。

このテクニックは焼成回数が限定されるプレスセラミックスには向かない?

ジルコニアは良いよね。プレッシャーが無いから。

狙い過ぎると悪い方に行く癖を持っているので(笑)ここでストップ。大体の明度がイイ感じなので・・・とは言うものの・・・あくまでも画像上のお話し。

グレーカードの角度で色が変わる。反射光でかなり狂いが出ます。photoshopのcamera rawでホワイトバランスのリセットをかけるんだけど、どうも嘘くさい(笑)。数ピクセルだけスポイトの位置を変えただけで、笑えるくらい色被りする。黒バックじゃないと、信頼性に欠ける。いろいろ勉強になりましたよ!

eLABさんのシステムは良く考えられていますよねぇ。偏光フィルターで光の悪戯を排除して、徹底的に数字で固めていくから確実です。でもね・・・

ジルコニアクラウンの技工料金が10万円くらい貰えるなら・・・1日の仕事量がジルコニアクラウン1本で良いなら・・・導入してもいいかな(笑)。

簡単で、スピーディーじゃないと使えないよね。技工作業の時間より、モニターと ‟にらめっこ”してる時間の方が長いんじゃねぇ・・・。

あのシステムをバカにしているわけでは無いですよ。誤解しないでね。

日本の技工料金の価格帯がマッチしてないだけだから・・・。

 

何とか「シェードテイクに行かなくても、OKラインの物を1発でを確実なものにしたいですよね。

 

世界一のスキル

ついに憧れの湯浅先生の講義を聴けました。動画ですけどね。「美声」でしたよ。

① 1回で色を合わせる3つの要素

② 画像合成試適の必要条件

③ Keynote上での調整

の3部構成の動画でした。クラレノリタケデンタル株式会社さんの提供です。

デジタルツールの誤差を徹底的に排除する為の厳格なルールと、時間短縮の為の取捨選択。

以前「QDT]に掲載された論文をさらにブラッシュアップした内容でした。進化は止まらない。

見終わって感じた事は、セラミックワークの絶対的なスキルの高さがあるから、あの領域まで行けるという事です。色調・形態・質感・機能性すべてが驚異的な次元です。

画像合成試適は確認の方法の1つでしかありません。膨大な経験値・探求心・情熱無くしてあのクラウンは作れませんよ。

最も印象的な言葉が

「シェードテイクに関して言えば・・・100ミリレンズが60ミリレンズに勝る点は1つも無い。」でした。

あ・・・(泣)

 

今夜もメタルを聴きながら

今、 Wovenwarの1stを聴いてます。

で、睡魔がMAXになったら AS I LAY DYING です。朝までイケます(笑)。

最近のお気に入りは LOVEBITS です。日本の女性5人組。

6曲目の WHEN DESTINIES ALIGN がキテます。ハロウィン・アイアンメイデン・ドラゴンフォースが好きな人はチェックしてみて下さい。YouTubeでライブもチェックしましたが、ドラム・ベースのリズム隊が素晴らしいです。

ヘビーメタルが好きな歯科技工士さんって多いのかな?好評だったらカテゴリーを作って続けたいと思います(笑)。

このブログの最大の目的は「歯科技工士の事を知ってもらう。」という事で始めたので・・・いろいろな話題で沢山の人達に訪問して頂きたいのです。

ここへ辿り着いたヘビーメタルを愛する皆さんへ・・・仕事関連の結構グロテスクな写真等ありますのでご注意下さい

興奮してきた!!

 

「良いシェード写真」ってなかなか難しいです・・・自分でシェードテイクに行って撮影出来ればいいんですが、技工室から離れている時間は生産がストップしてしまうので、そう簡単にはいきません。ですので、歯科医師・スタッフの皆さんに撮影の事を分かってもらうのは、とっても重要なんです。

お陰様で最近は多くの先生方から質問・相談をいただきます。シェードテイクに行けなくても、使うカメラが違っても、試適・修正を繰り返す事無く、患者さんの満足いくモノをお届けする。のが目標です。

ちょっと面白い取り組みをしてまして・・・画像合成試適は色被りと露出の問題をクリア出来たら、カメラが違っても、誰が撮影しても良いのでは?という事で、歯科医院さんからこういう写真を撮ってもらいます。プレスセラミックです。

従来のシェード写真もね。

撮影は先生。Nikonのフルサイズ機です。RAWデータを送ってもらいます。

JPEG撮って出しは使用機材の違いによる影響がモロに出るのでダメ。

NikonのRAW現像ソフトで撮影時のセッティングを調べて、なんやかんやします。

後は、いつものようにセラミッククラウンを製作して、画像合成・確認をします。歯冠中央部の細い白帯の表現が難しい。何回かに分けてステイニング・焼成。

しかし・・・焼成回数がふえると・・どんどん・・・明度が下がって・・・(泣)

ここで時間切れ。これは私のCANONのAPS-C機で撮影した画像。

「セット出来るように、研磨もして納品しますが・・・色調確認試適のつもりでお願いしますね。」という弱気な言葉。このブログを隅々までチェックしている先生でしたので、本当に助かります。ありがとうございます。

この時点で全体の明度低下・歯頚部の彩度の高さ・先端のオレンジ色の発色の弱さが確認できます。

実際に口腔内にセットしてみて、同じ部位に同程度の色の差があれば・・・。良しです。患者さんには申し訳ないけど・・・。

どう?同じ部位が同じ位ズレてる気がしない? 色をハズして喜ぶのもおかしいけど(笑)。つまり、ラボで気がついていた所を直して、まずまずのモノを納品出来ていたら・・・って事でしょ?

カメラが違うって事は、フラッシュの色温度もフラッシュの位置も光量も光の入射角も焦点距離・ワーキングディスタンスも、おまけにセンサーサイズも違うのよ!

興奮してきた!!(笑)

もっと、とんでもなくズレると思ってたから・・・全く違うカメラでも、画像合成試適が使えたら最高でしょ?

まぁ今回が、ただのマグレって事もあり得るんだけど・・・技工所勤務の技工士にとってはシェードテイクに出掛けるのは、物凄い負担だからねぇ。何とかこの方法で上手くやれたらなぁ。

修正が終わって、上手くいきましたら報告しますね。

しかし、Nikonの画像は素晴らしい。D810だっけかな?先生の腕もいいよね。

フルサイズと APS-C

こんにちは。

念願のLレンズが購入できましたので、保護フィルターを付けて,67mmのリングアダプターを入手し、純正の装備に・・・。

あれ?付属のレンズキャップが付けられない! ん? MT-24EXの文字のあとに58mmって書いてあるねぇ。

EOS 60Dのレンズキャップをはめてみる。惜しい・・・。残念52mmだった。

仕方ない。買うか・・・。調べてみると、つまみやすいデザインに変更されているみたいです。なんか不愛想。

前のタイプの方が好き(笑)。中古で探す・・・。200円で買えた!!

レンズフードを付けている時に着脱しやすい様に今のデザインにしたんだね。

さて・・・EOS 5D MarkⅣですが・・・回析現象を補正する機能が付きましたので、小絞りボケを気にする事無くF値32~25あたりが使えます。シェード写真の場合、小絞りボケはそれほど影響は無いそうですが・・・なんか気分的にね。イヤでした(笑)。

一番感動したのがA3.5のシェードタブがキレイに撮れる!今まではA1からA3までは正確に彩度が高くなっていくのに、A3.5になると急に汚く写っていたので本当に困っていました。致命的な欠点ですよね。CANON独特の変な赤みも少ないです。ホワイトバランスはまだテスト中ですが、あまり補正しなくてもよさそうです。ちょっとコントラストが強めに写るかも・・・。

「やっぱりフルサイズじゃなきゃダメですか?」なんて質問されましたが、そんな事はありません。あえてAPS-C機を使っている匠も多いです。内部構造が見える見えないは歯牙の乾燥具合・舌の位置・背景の違い・フラッシュの角度・光量・ワーキングディスタンスによるものです。大事なのは撮り方です。表面性状・質感が見たい時と内部構造が見たい時では微妙に撮り方を変えなければなりません。

☝EOS 60D 。APS-C機。

APS-C機で十分です。パートナーの技工士さんが仕事をしやすい画像ってのが必ずありますので、話し合いをしてみて下さい。もう少し露出を抑えて欲しい・もうちょっと引いて撮って欲しいとか(笑)いろいろあると思います。たぶん。

 

県外の先生からRAWデータを頂きました。Nikonのカメラです。Nikon純正のRAW現像ソフトが有れば、露出の微調整・ホワイトバランス補正・ピクチャースタイルまで変えられます。手元にカメラが無くても・・・。「次回はこの設定でお願いします。」と数値を指定する事も可能です。便利です。

歯科医師・歯科技工士が異なる機材・設定であっても、しっかり擦り合わせ・情報の共有ができれば、技工物の精度は段々と良くなるハズです。

例のグレーカードを歯科医院で準備して下さったようです。シェードテイク時に写し込んだグレーカードも模型と一緒に入れてくれましたので、ラボにある私のグレーカードと比較テストをしてみました。個体差も無く信頼性の高い良い製品です。保存環境の違いや経年劣化で色味に差が出ないか、定期的にチェックしたいと思います。

今回フルサイズ機・Lレンズを買ったのは、一度使ってみたかった事(笑)と、ブログでいろんな撮影に使いたいと思ったからです。

全然、余裕、大丈夫。

お久しぶりです。

カメラの調子が悪い・・・。5月・6月はシェードテイクの予定がびっしり。

ブログにもちょいちょい書いていたので、妻も気にしていたみたいで・・・。

 

妻:「カメラ新しくした方が良くない?」

私:「そうなんだよなぁ。現場でダメになったらシャレにならないからなぁ。」

妻:「最大の武器なんでしょ?」

 

ここまでは良い流れ。ちょっと欲を出して打診してみる(笑)。

 

私:「APS-Cとフルサイズってのがあるんだけど・・・。」

妻:「どうせ買うなら長く使える良いやつを買ったら?」

 

おぉ!カッコイイ。こうなったらレンズも(笑)・・・。

 

私:「ランクアップすると、レンズも買わないとなぁ・・・。」

妻:「高いの?」

私:「10万円くらいするんだよなぁ・・・。」

妻:「何だ。そんなもんなの?ビビるなよ!」

 

マジか!(笑)カッコイイ♥♥   てなわけで・・・

嬉しいから重くないよ!      今はね・・・(笑)

80%

こんにちは。

先日のホワイトスポット(白濁・白斑)が気になる患者さんですが

「白い所を無くして作って欲しい。」というオーダーでしたが、全く無いと違和感が出る可能性がありますので、20%位の表現にしてみましょうか・・・。

提案を承諾して下さいましたので、白い模様が強烈にならない様に注意して製作したのが・・・こちら

サイズが全然違いましたね💦 ごめんなさい。表面のツヤも少し出すぎなので、揃えたいですね。でも歯肉に近いエリアは汚れが付きやすくなるので、ツルツル・ピカピカにしておきます。

「真ん中の歯は左右で差があると、凄く目立つでしょ。」と言うと・・・。

「そうですねぇ。この白い所をもう少し白くとかできるんですか?」と申し訳なさそうに言うので

「もちろん出来ますよ!私もそうしたいなぁと思っていた所です。」と即答。

とても安心したような笑顔。形・ツヤの修正も同時に出来るので、私としてはラッキーです。

「今がマックス100%だとして(笑)、80%くらいにしてみますか?」

「(笑)。すいません。お願いします。」

連休中は何処にも行けないし、時間はたっぷりあるからねぇ。楽しめそうです。

 

20%

こんにちは。

プレスセラミックの中切歯単冠症例です。歯科医院さんから届いた画像がこちら

硬質レジンで製作したプロビジョナルクラウンが入っています。ターゲットとなる「目標歯」は、その隣なので・・・

捻転歯の場合は歯面の正面から撮影して貰えると嬉しいです。

「出来ればシェードテイキングをして、患者さんの要望を直接聞いて頂きたいのですが・・・。」という事でしたので、シェードテイキングに行ってきました。肉眼で確認できるのがベストですからね。

「カメラの設定が知りたいです。」と言うメールが来ていましたので・・・。

・マニュアル発光 1/4   ・シャッタースピード 1/200           ・ISO 100

・F値 f29    ・ホワイトバランス マニュアル(銀一ライトグレー)

・WB補正 B+4  G+3 ・ピクチャースタイル 忠実設定(シャープネス+7)

彩度がA2~2.5で、明度はA1程度でしょうか。と言う事はNCCシェードガイドの方が良いかもね・・・。

なるほどね。NCCシェードガイドのVA2.5(バリュープラス)くらいかな?

念のためB系でも撮影してみましたが違いますね。犬歯や下顎小臼歯はレッドオレンジです。A系で大丈夫みたいです。

デジタルトライイン用の写真も・・・これがミスった。真正面から撮らないとダメです。困った・・・。

おまけ・・・別な症例でMT-A2(e.max)インゴットのプレスがあったので、ダミーサイドにこちらの症例のフレームをプレスしてみましたが、惜しかったです(笑)

この時点でもう少し明度が高ければ使えたんだけど・・・明るめのパウダーをレイヤリングすれば使えない事も無いのですが、苦労するのが目に見えているので諦めましょうね。グリーンで暗いからね・・・。残念。

レッドシフトされた明るめのインゴットが欲しいよね!どこのメーカーさんでも良いので(笑)。

患者さんの要望は「先端の白い模様が気になる。」との事でした。技工士さんは完全に同じ様に再現したくなる生き物ですが注意が必要です。

「完全にゼロにしてしまうのも不自然に見えてしまう可能性があります。20%程度の表現に抑える方法はどうでしょうか?」と提案。快諾して頂けました。

差し歯を作る職人の歯科技工士に直接、希望・要望を伝える事が出来た。それだけで患者さんの安心感・満足度はアップするものです。

後は結果を出すだけ。「やっぱり技工士さんがシェードテイクすると違うねぇ。」と言って貰える様に頑張りましょうね。

 

 

ご予約・お問い合せ お電話・メール、どちらでもOKです。お気軽にお問い合せください!!

お電話の方

受付は10時〜18時(日曜・祝日休み)

 0175-37-5235

メールの方

24時間メールフォームで受付中!

 お問い合せフォームへ