患者さんの本音とセカンドオピニオン
今日でラスト。寝不足です・・・(笑)。
歯科技工所のホームページのブログですので、歯科医院さんへのアピールだったり、凄腕技工士さんとの出会い・情報交換なんかを期待して活用しております。
どういう用語で検索をしてウチのホームページを訪問してくれたのかが分かったり、検索してくれた国が分かったりします。海外の技工士さん・歯科医師?はシェードガイドのガミーに興味があるみたいですよ。
一番驚いたのは一般の人・患者さんの閲覧が意外と多い事です。メール等で質問・相談をされる事もあります。
「歯科医院で見た時は良いと思ったんだけど・・・帰って家で見たら色がちょっと・・・。」
どう思いますか?と画像を送ってくれる患者さんもいます。大体が運悪く合着後・・・。
仮止め(仮着)だったら、色の修正ができるんですけど、本止め(合着)してしまったので、壊すしか方法がないんです。と説明する私の方も申し訳ない気持ちになってきます。
少し不満があっても歯科医師に本音を言うのはとても勇気が要るようです。
シェードテイクにお伺いして、私が差し歯を作る職人(外部の人間)だと分かると、イロイロな希望を話してくれます。歯科医院のスタッフさんにも聞こえない様に小さな声でね(笑)・・・。
長年、差し歯に不満を抱えて我慢してきた患者さん、初めて差し歯を入れる患者さん、つい最近差し歯を替えたばかりの患者さん。
皆さんどれくらいのクオリティーを期待しているのか感じ取る事が大事ですね。しっかりサンプル模型で説明して、クオリティーに応じてランク別に技工所に依頼している事、追加費用がかかる事も治療前に説明が出来ている場合と、トラブルが起きてからでは全く信頼度が違います。
この業界は治療内容・料金などの説明が圧倒的に不足していると痛感させられます。もっと努力が必要です。
10万円以上の出費をして黒い(暗~い・グレーな)差し歯をセットされた患者さんの画像を見ると悲しくなってしまいます。
まず仮着をして様子を見る事をお勧めします。安い買い物ではないんですからね。
- 投稿日時 : 2018年12月29日
- カテゴリー : 日々のこと