側切歯
落として割れちゃいました。気に入っていたのにショックです。
さて、久しぶりに症例のブログです。
症例写真がたくさん載ってるブログは、あまり気持ちの良いモノではないのかな~なんて思ったりもするのですが、意外と一般の人(患者さん)の閲覧が多かったり、技工士さんからの問い合わせ・情報交換につながったりするので、これからも続けていきたいと思います。
真ん中から2番目の側切歯(そくせっし)に、ジルコニアの差し歯を作ります。
形や色は基本的には反対側に似せて作るのですが,咬耗(擦り減って、削れる事)が激しく、薄くなってしまい、色も他の歯とは違う雰囲気です。紫っぽいグレーな色になっています。あまり健康的には見えない為、中切歯・犬歯・下の歯を参考に統一感を優先し、違和感の無い色で製作する事を提案し、患者さんの了解が得られました。
ただし、完全に反対側を無視してしまうと1本だけ浮いて見えてしまうので、先端の紫っぽい透明感は取り入れたいと思います。
先生がコントラスターを準備しておりました。本気モードです。頑張らないと・・・。フレーム試適後・一発完成です。
これが完成です。少し赤みが強かったですが、患者さんの満足は得られました。
- 投稿日時 : 2019年08月08日
- カテゴリー : ジルコニアセラミック, 日々のこと, 臨床例・治療例