ゆっくりと確実に・・・

お疲れ様です。

今回の症例はコチラ。他院での治療のやり替え症例。治療前の状態です。

モノリシックのフルジルコニアクラウンがセットされておりますが・・・

「あれ?キレイなクラウン入ってますねぇ。治すのはドコでしたっけ?」

「前歯をやり替えて欲しいんです。いかにも作りましたって感じでしょ?透明感が無いのよ・・・。」

「勿体無いですねぇ。いいんですか?」

「はい。ちょっとコレは耐えられないんで・・・。」

「ジルコニアは絶対にイヤなので、e.max?っていうのでお願いします。先端の形も自然な感じにして、ブラックトライアングルも無くして欲しいです。」

専門用語がバンバン飛び出すくらい(笑)イロイロ調べて勉強したようです。

「では、プロビジョナルで形を煮詰めていきましょうね。」

で、次のアポイント時にプロビの調整をクリニックの技工室をお借りして・・・

2時間くらいかけて(笑)。

持って行ったサンプルシェードの一番透明感の強い色をご所望。

で、セットです。

「まぁステキ!凄い!いいわねぇ!!!」

ふぅ~良かったぁ~(笑)。

右側大臼歯のブリッジ(向かって左側ね)は強度の問題でジルコニアなんだけど、犬歯の支台歯を含むブリッジなので、犬歯と側切歯がマテリアルの違いで何か変。で、バレないように左側犬歯(向かって右側ね)をジルコニアテイストにするのが一番苦労しました。結果的に歯頚部の明度が上がり過ぎた(泣)。

消しゴムジルコニアに外部ステインした物って・・・「汚い」よ。控え目に言っても。写真だとその汚さが描写されないんだよね・・・。

最低でも高透光性ディスク&浸透ステインかなぁ。かなり審美的要求度の高い患者さんでしたので、最後は写真写りで納得してもらおう(笑)なんてズルい発想

卑怯セッティングで行きましたが・・・撮影するまでも無く、鏡で確認した瞬間にOKして貰えました。

マテリアル選択は間違っていないか。本当に患者さんは満足してるのか?本音で語ってくれてるのか?実際に目を見て話して確認しないと判らないです。フルジルコニアのやり替え症例に遭遇する度に、早くて・簡単・便利なマテリアルだけど危険だなぁと思うよ。気をつけないと、患者さんの評判・信頼を失ってるかもよ・・・ゆっくりと確実に・・・。

 

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